2005.10.30

【裁かれたカルテ】術中の摘出標本の処理を誤り、胆のうがんを見落とす 診療上の過失を認め、2000万円余の損害賠償命じる

 腹腔鏡下で胆のう摘出術を受けた患者について、術中の摘出標本の処理を誤って胆のうがんを見落とした過失があったとし、被告病院に2000万円余の損害賠償を命じる判決があった。

 裁判は、腹腔鏡下胆のう摘出術を受けたA患者が胆のうがんの再発により死亡したのは、術前の超音波検査で胆のうがんの合併が強く疑われたのに不適切な術式を選択し、また術中の摘出標本の処理を誤って乾燥させたことにより存在したはずの胆のうがんを見落とし、さらに胆のうの摘出に際して手技ミスを犯したからだなどと主張、患者遺族が6000万円余の損害賠償を求めて提訴していた(詳しくは有料ネット講座「まさかの時の医事紛争予防学」で提供しています)。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 37歳男性の後頸部痛、見逃しNGの疾患は? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:0
  2. 東京医大の裏口入学贈収賄事件で憂うべきこと 弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』 FBシェア数:226
  3. 熊本大、浜松医大の志願者が4割減少した理由 記者リポート FBシェア数:95
  4. 癒し系ドクターの裏の顔 病院珍百景 FBシェア数:56
  5. <胸痛>後に持続する心窩部圧迫感をどう診る? 患者到着前から始まるエマージェンシー臨床推論 FBシェア数:41
  6. お金が増える人は「国が用意した裏道」を歩く Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:49
  7. 専門医機構の内部資料が流出 ニュース追跡◎新専門医制度の持続のために必要なことは何だ? FBシェア数:255
  8. 職員の腕にタトゥー、報告を受けた院長の狼狽 院長を悩ます職員トラブル大研究 FBシェア数:102
  9. 心不全=利尿薬はもう古い!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:264
  10. 究極の問題? 患者の「死にたい」への対応法 Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:126
医師と医学研究者におすすめの英文校正