2005.10.11

東大病院とメディネットが免疫細胞療法で合意 

 メディネットは10月11日、東京大学医学部附属病院と免疫細胞療法総合支援サービスの提供で合意したと発表した。2006年3月、同病院の新中央診療棟に竣工予定の「22世紀医療センター」に、細胞加工施設(Cell Processing Center: CPC)を備えた「免疫細胞治療センター(Center for Immune Cell Therapy: CICT)(仮称)」を両者で新設し、メディネットが免疫細胞療法総合支援サービスを提供する。今後は、10月11日付けの業務委託基本契約に基づき、メディネットがCICTの企画、設計、施行を進めると共に、稼動開始後の実施計画について調整していくという。

 昨年6月に同社の寄付によって東大病院に免疫細胞治療学(メディネット)講座が設置されている。この講座は、分子免疫学的研究に基づいた免疫細胞治療の基礎と臨床研究を実施している。22世紀医療センター竣工後、同講座は、CICTに活動の場を移し、各種がん疾患を対象とした活性化自己リンパ球療法や樹状細胞療法などの既存の免疫細胞療法だけでなく、新たな治療技術についても、他療法との併用を含む様々なプロトコルで臨床研究を実施する計画だという。そして、有効性と安全性が確認された治療技術については、東大病院で順次、患者に提供されていく計画だ。

 22世紀医療センタープロジェクトは、新たな臨床医学や医療関連サービスについての研究・開発を行うことを目的として、東大病院が推進しているプロジェクト。センターは、先端医療開発研究クラスターの1ユニットとして位置づけられている。研究・開発成果は、東大病院などを通じて、早期に患者に提供することを目標としている。(横山勇生)

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