2005.10.11

インドの日本脳炎、死者1000人に、ネパールと合わせ発症者は6000人超える

 インドにおける日本脳炎の流行は依然として拡大しており、大きな被害が出ている。世界保健機関(WHO)の東南アジア事務局(SEARO)が発表した流行状況報告によると、10月1日までに、1億6000万人とインド最大の人口を擁するUttar Pradesh州を中心に発症者は4520人、うち死亡者が969人に達している。致死率は21.3%と高い。発症者のうち4204人はUttar Pradesh州、293人はUttar Pradesh州の東に隣接するBihar州で発生している。

 隣国ネパールでも感染は拡大中で、9月27日までに1879人が発症、うち298人が死亡している。致死率は15.9%に達した。両国を合わせた発症者は6000人を超えた。現地の保健当局は、日本脳炎を媒介する蚊の駆除と蚊帳の配布に注力している状況だ。(中沢真也)


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 検査キットに振り回されるインフルエンザ診断 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:544
  2. 「名門」を出てもその先は自分次第 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:176
  3. 医療過失の95%を回避する術、教えます 記者の眼 FBシェア数:2
  4. 認知症ではないと診断した患者が事故を起こしたら医… プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:211
  5. 卒後10年、初の転勤で病院院長に着任しました 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:431
  6. てんかん治療薬の使い方はここに注意! 2017年2月号特集◎抗てんかん薬Update FBシェア数:25
  7. 人をイライラさせる学会ホームページを撲滅せよ 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:172
  8. 鳴り響くアラーム音とPHS DDDDD〜ディーゴ〜 FBシェア数:5
  9. 前立腺生検の対象はMRIでトリアージするべき Lancet誌から FBシェア数:81
  10. DNAR指示は「治療不要」という意味ではない 日本集中治療医学会倫理委員会委員長の丸藤哲氏に聞く FBシェア数:1051