2005.10.07

レチノールに匹敵する抗シワ効果  ファンケルがマリアアザミ抽出物入り化粧品を開発

 シワ改善効果で「レチノール」に匹敵し、皮膚への刺激が少ない化粧品成分がお目見えする。「シリビン」という成分で、ハーブのマリアアザミから抽出したもの。ファンケルは、この成分を配合した美容液を12月21日に発売する。

 同社は、シリビンに真皮のコラーゲンを増やし、繊維構造を正常化する作用を見いだした。さらに、シリビンを大豆リン脂質と結合させ、浸透性を高めた成分「シリビンフィトソーム」を開発。東北大学と共同で化粧品としての効果を臨床試験した。
 
 臨床試験の対象としたのは、40歳以上の13人の女性。2群に分け、1群にはレチノールを0.1%入れた化粧品を、もう1群にはシリビンフィトソーム2%を配合した化粧品を毎朝晩4カ月間使用してもらった。4カ月後に効果を測定したところ、シワの深さや肌の弾力性において0.1%のレチノールと同様の効果があることがわかった。また、0.1%のレチノールに比べ、皮膚への刺激感が少なかったという。

 なお、レチノール濃度0.1%は現在の市販レチノールコスメの最高濃度に近い。
 
 新製品「ファンケル ビューティコンセントレート」は18mL 6000円で発売される予定。1回1〜2プッシュで約60回分使える。防腐剤や殺菌剤、石油系界面活性剤は不使用だという。
 
 なお、同社は、シリビンを配合したサプリメント「ブライトエイジEX」も同日発売する予定。同社では、化粧品とサプリメントを併用することで皮膚の改善効果が高まるとしている。(白澤淳子、日経ヘルス

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