2005.10.06

インドネシアのトリインフルエンザ感染、疑い例以上が85人に

 インドネシア健康省は10月5日、H5N1亜型ウイルスによる高病原性トリインフルエンザの感染と見なされ、治療などを行っている対象者が、10月4日現在で85人に達したと発表した。このうち、疑い例が69例、可能性例が11例、検査でH5N1感染が明らかになった確定例が4例になっている。確定例のうち3人、可能性例のうち2人、疑い例のうち6例は死亡している。

 世界保健機関(WHO)によれば、インドネシアでは、今年7月に初発の患者が発生したことが明らかになってから、大規模なサーベイランスや市民の危機意識の高まりなどから、H5N1感染の症状などに該当しない患者も含めて疑い例として扱われている可能性があるという。これらの患者の多くは各地の病院に隔離されている。(中沢真也)


■ 関連トピックス ■
◆2005.10.2 インドネシアで、4人目のトリインフルエンザ感染を確認、57人が感染疑い
◆2005.9.29 アダマンタン耐性A型インフルエンザ・ウイルスが2003年からアジアで急増−−米国研究
◆2005.9.27 インドネシアで3例目、8歳男児がトリインフルエンザ発症
◆2005.8.8 ベトナムで3人がH5N1感染、2人が死亡、WHOが発表
◆2005.8.4 更新】新型インフルエンザの流行阻止は抗ウイルス剤の迅速投与がカギ]
London大などがタイ想定したモデル研究をNatureに発表

◆2005.7.1 H5N1の市中感染示唆する検査データ、WHOベトナム調査チームが把握
確証得られれば、流行警戒レベル上げも

◆2005.6.29 中国青海省でのトリインフルエンザは深刻、死亡した鳥は5000羽以上
◆2005.6.29 トリインフルエンザ速報:ベトナムで新たな感染者、2004年12月以降で60例に
◆2005.6.28 中国で新たなトリインフルエンザ発生、ガチョウやアヒル128羽が感染、うち63羽が死亡
◆2005.6.27 茨城県でトリインフルエンザが発生、約2万5000羽殺処分へ
◆2005.6.20 ベトナム当局、トリインフルエンザ(H5N1)による感染者4人を確認、WHOが発表

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. わいせつ容疑の外科医、初公判で無罪を主張 「乳腺科医のプライドにかけて無罪を主張します」 FBシェア数:585
  2. トイレにこそ、人間の尊厳がある Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:480
  3. 原発性アルドステロン症の重症例を見逃すな トレンド◎診断のボトルネックを解消する新たな基準が決定 FBシェア数:200
  4. 下血? 血便? 赤いの? 赤くないの? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:185
  5. 繰り返す乾燥肌やマラセチアの陰に保温肌着 リポート◎保温肌着の愛用者かどうかを聞き取り適切な生活指導を FBシェア数:459
  6. 佐久の医師たちがハッとした海外研修生の一言 色平哲郎の「医のふるさと」 FBシェア数:97
  7. 「どうしてこんな急に!」急変時の家族対応は 平方眞の「看取りの技術」 FBシェア数:34
  8. 輸液の入門書 医学書ソムリエ FBシェア数:0
  9. 医療者は認知症家族との暮らしが分からない 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:211
  10. 難治性皮膚潰瘍を再生医療で治す リポート◎大リーガー田中将大投手のケガも治したPRP療法とは? FBシェア数:22