2005.10.04

シーメンス旭メディテック、6列CT「biograph 6」を販売開始 

 シーメンス旭メディテック(本社:東京都品川区)は9月29日、6列のCT(断層撮影装置)検出器を融合させた「biograph 6」(バイオグラフ シックス)の国内販売を開始したと発表した。この新機種はPET(陽電子放射断層撮影装置)部に新開発の高分解能型検出器を搭載しており、微小病変でも鮮明な画像化が可能という。今回のbiograph 6の販売により、同社のPET/CTスキャナbiographシリーズは2列、6列、16列CTの3機種になる。biograph 6の定価は13億7000万円からで、年間60台の販売目標を立てている。

 Biographシリーズは、PET部に搭載されている検出器にLSOというクリスタルを採用しており、より短時間で多くの放射線を計測できる。さらに、薬剤投与量を抑えてもその効果が得られることから、薬剤投与量5mCi、検査時間10分という低被ばく・短時間検査が可能なことが特徴。LSOクリスタルは、従来機(1ブロックあたり64個)の3倍近い1ブロックあたり169個、総クリスタル数2万4336個で構成しており、空間分解能の向上を実現している。スライス間隔は2mmと狭くなっており、これらにより精密な撮影が可能。以前では発見できなかった小さな病巣や頭部の診断に効果を発揮するという。(星野康)

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