2005.10.01

インドネシアで、4人目のトリインフルエンザ感染を確認、57人が感染疑い

 世界保健機関(WHO)は9月29日、インドネシアで4人目のH5N1亜型トリインフルエンザウイルス感染が、検査で確認されたと発表した。感染が確認されたのはジャカルタ出身の27歳の女性で、9月17日に発症して19日に入院、26日に死亡した。調査の結果、この女性は自宅で病死した鶏に直接接触したことが判明している。

 インドネシア保健省の発表によると、同国では、H5N1感染の疑い例などとされる患者数は9月27日までに57人にのぼっている。WHOによると、多くはH5N1感染の症状を呈していないが、最終的な診断が下るのを待っている。確定例を見逃さないための措置だという。H5N1感染の可能性が高い患者については、WHOのリファレンス研究施設に検体を送付している。

 国連食糧農業機関(FAO)によると、インドネシアの多くの地域で、家きん類のH5N1ウイルス感染が蔓延している。同国では雨季を迎える11月から4月にかけてはインフルエンザウイルスの活動性が高まると考えられるため、今後、数カ月間、人への感染の危険が高まると予想している。

 WHOの感染症流行速報「Avian influenza−situation in Indonesia−update 32」はこちらで閲覧できる。(中沢真也)

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