2005.09.29

キユーピー、コレステロール値を下げるマヨネーズ、10月に発売

 キユーピーは9月29日、特定保健用食品「キユーピー ディフェ」を10月21日から全国で発売すると発表した。カロリーがレギュラータイプのマヨネーズの約半分であることに加え、コレステロールを下げる効果が厚生労働省に認められていることが特徴。内容量は210gで、参考小売価格は380円(税抜き)。年間販売目標は、出荷ベースで15億円としている。

 既にキユーピーでは、カロリーをレギュラータイプの半分、または4分の1に抑えたタイプや、コレステロールを完全に除いたタイプのマヨネーズなどを発売している。しかし、これらのマヨネーズは、レギュラータイプのマヨネーズがコレステロールの高い人のコレステロール値を下げる効果があったのに対し、コレステロール値を変化させる効果はなかった。

 この結果は一見矛盾しているようにみえるが、レギュラータイプのマヨネーズには、カロリーは高いものの、食物からのコレステロールの吸収を抑制する働きのある植物油脂が豊富に含まれているためと考えられている。ただ、詳しい成分や作用機序については分かっていない。

 今回発売される「キユーピー ディフェ」は、製品中に植物油脂の「植物性ステロール」を配合している。体内で植物性ステロールがコレステロールと競合することで、コレステロールの吸収を抑えコレステロール値を低下させる。なお、植物性ステロールの体内への吸収率は5%以下にとどまるという。

 総コレステロールが200mg/dL以上の26人に、同製品を1日15g、8週間にわたり摂取してもらったところ、8週間後の総コレステロール値は約6%、いわゆる“悪玉コレステロール”といわれるLDLコレステロール値は約12%低下したという。1日15gは大体、大さじ1杯分に当たる。

 植物性ステロールは水にも油にも溶けにくく、食品への利用が難しかったが、キユーピーでは独自技術により卵黄中に分散させることでこの問題を解決、2003年に日本で特許を出願、2004年には国際特許を出願した。キユーピーは、今後もこの技術を生かした商品展開を考えていく予定としている。

 「キユーピー ディフェ」に関する詳細は、キユーピーお客様相談室(0120-141122)まで。(小又理恵子)

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