2005.09.16

“女性の味方”大豆イソフラボンに美肌効果 キッコーマンがシワ改善効果をヒトで確認

 キッコーマンは、大豆イソフラボンが、女性ホルモンの分泌の低下が原因で起こる皮膚のシワや弾力の低下を予防、改善する効果があることをヒトでの臨床試験で確認した。

 肌への影響については、これまで試験管や動物実験で、メラニン生成抑制やコラーゲン生成促進などの効果が確認されていたが、「ヒトでの試験は報告されていなかった」(キッコーマン・バイオケミカル事業部の有井雅幸・機能性食品グループ長)という。

 同社は、発酵技術で腸や胃での吸収が良い「アグリコン型」と呼ばれる大豆イソフラボンを使って試験を行った。

 目尻に深いシワや細かいシワがあり、目の下のたるみが気になる30代後半から40代前半の26人の女性を群に分け、一方にはアグロコン型イソフラボンを1日40mg、もう一方にはプラセボ(偽薬)食品を3カ月間食べてもらった。

 シワのレプリカ(複製)を取って、シワ面積の変化を調べたところ、3カ月後にプラセボ群に対して有意にシワ面積が減少した。また、目の下の皮膚の弾力性を調べたところ、2カ月後に有意に弾力性変化率が改善した。

 大豆イソフラボンは、骨粗しょう症やのぼせ、月経前症候群(PMS)など、女性ホルモンのバランスの崩れに伴う不調を予防、改善する成分として知られているが、今後は、更年期が原因の肌老化の対策成分としても注目を集めそうだ(黒住紗織、日経ヘルス)。


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. トランプ氏に学ぶ!?脂漏性皮膚炎の診かた 【臨床講座】ドキュメント皮膚科外来 FBシェア数:5
  2. 57歳男性。動悸、呼吸困難 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  3. もういいッ…!休めッ…! 忽那賢志の「感染症相談室」 FBシェア数:137
  4. ブランク10年の看護師の一言に青ざめた患者 榊原陽子のクリニック覆面調査ルポ FBシェア数:34
  5. 「これはやばそうだ」という直感を磨くには 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:29
  6. これだけは知っておきたい「改正道路交通法」 プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:293
  7. X線透視が不要なカテーテル手術を実現 リポート◎急がれる医療者の被曝低減策 FBシェア数:214
  8. ハーボニー偽造品が東京都で新たに9本発見 トレンド(DIオンライン) FBシェア数:539
  9. 25歳男性。胸痛 日経メディクイズ●救急
  10. 国際医療福祉大学医学部の志願者倍率は27.7倍 昨年開学した東北医科薬科大学を大幅に上回る人気 FBシェア数:434