2005.09.09

塩野義がドイツ企業から抗体ライブラリー使用権獲得、創薬標的の評価が主目的

 ドイツMorphosys社は9月8日、塩野義製薬に自社の完全ヒト抗体産生技術HuCALを3年間利用する権利を供与したと発表した。

 契約によって、塩野義製薬は、1カ所の研究所でMorphosys社のファージにヒト抗体遺伝子を導入して作製したライブラリーであるHuCAL GOLDを利用して薬剤の開発を行う。HuCAL GOLDは1.6 x 10の10乗の数の抗体遺伝子から構成されたライブラリーだ。

 塩野義製薬は、今回の提携の主な目的はあくまで、創薬標的の評価にHuCAL GOLDを利用することだとしている。抗体医薬については「今後の課題として、その延長線上と考えている」(塩野義製薬広報)としており、将来の展開にも含みを持たせている。(横山勇生)

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