2005.09.01

ブリストル財団、千葉大の乳がん看護スペシャリスト教育課程に助成金を提供

 ブリストル・マイヤーズスクイブ財団は9月1日、2005年度から千葉大学看護学部で開始される乳がん看護認定教育課程に対する教育助成金を授与すると発表した。2005年から3年間に渡って総額で34万米ドル(約3800万円)が提供される。

 財団が支援する千葉大学の教育課程は、わが国で始めての乳がん看護認定看護師を養成しようというもの。乳がんの治療に伴う副作用に対する知識の提供やセルフケア確立のための指導、初期治療上の意思決定への援助など、乳がん患者を支援する乳がん看護のスペシャリスト教育を行う。乳がんの罹患率は年々増加し、1998年に胃がんを抜いて女性のがん罹患数の第1位になっている。そのため、乳がん看護認定看護師の必要性が高まっている。

 2003年10月に日本看護協会が「乳がん看護」を認定看護分野に特定、千葉大学看護学部で乳がん看護認定看護し養成教育を開始することを決定した。2005年1月には、日本看護協会が、千葉大学看護学部附属実践研究指導センターを乳がん看護認定教育機関として正式に認定、10月から実際の教育が開始される。

今期には、41人の応募者から選抜された21人を対象に、6カ月にわたって研修が行われる。研修には、学内演習や5週間にわたる臨地実習が含まれる。2006年6月には、日本看護協会が認定試験を実施、これに合格してようやく乳がん看護のスペシャリストが誕生することになる。(横山勇生)

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