2005.08.31

心臓病学会が9月19日から大阪で開催、テーマは“The Heart for the Heart” 

 第53回日本心臓病学会学術集会が9月19日から21日まで大阪市の大阪国際会議場で開催される。8月31日に東京都内で開催前プレスカンファレンスが開催され、学術集会会長で大阪大学大学院医学研究科循環器内科学教授の堀正二氏は、今回の集会のテーマが“The Heart for the Heart”であることを明らかにした。臨床心臓病学は1つの臓器としての心臓を対象とするのではなく、心臓を病んだ患者のための心臓病学でなくてはならないとし、心臓病を診る“心”の大切さを医療従事者として今一度考えてみたいとの想いがこめられているという。

 シンポジウムやパネルディスカッションでは、拡張不全と収縮不全、心房細動、治療難渋性虚血性心疾患などの臨床系のテーマから費用対効果の問題まで幅広いテーマが取り上げられる。

 心臓病学会は教育・啓発活動を重視しており、教育的なセッションも多く行われる。毎朝、モーニングセミナーが10テーマずつ開催されるほか、教育講演は「エキスパートに聞く」と銘打って、大御所ではなく中堅クラスの先生が診療の現状を紹介する。さらにライブデモンストレーションでは、日本を代表する一流の臨床医が通常、患者にどのようにアプローチしているかを紹介する。

 また、心臓病学会はコメディカルも参加しているのが特色で、チーム医療の実践を目指して、コメディカルセッションも行われる。

 学会の参加者は約3500人程度と予想され、口演発表とポスター発表を合わせて759題の発表が行われる。ネームカードにはICタグが付けられており、どのセッションにどの程度の参加者があったかなどのデータ収集も行われる。(横山勇生)

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