2005.08.30

未来創薬研究所は新しい共同研究モデル、臨床研究者とも積極的に共同研究

 中外製薬取締役執行役員の山崎達美氏は、このほど本誌のインタビューに応じ、4月に東京大学先端科学技術研究センターの駒場オープンラボラトリー内に三井物産、実験動物中央研究所と共同出資で設立した株式会社未来創薬研究所が、新しい共同研究モデルであることを強調した。

 未来創薬研究所は、1対1の共同研究ではなく、実験室レベルの研究と臨床レベルの研究を密接に行うことを目的に設立されたもので、ネットワーク型の研究体制を取っている。まずは東京大学医科学研究所教授の児玉龍彦氏のグループと連携して抗体の開発に注力するが、アイデアを持つ臨床研究者がいて、具体的な提案があり、お互いにメリットさえあれば、積極的に取り組んで行くという。

 山崎氏は未来創薬研究所で共同研究を行うメリットとして、臨床サンプルができること、抗体技術が活用できること、研究者のネットワークが活用できること、中外の薬効評価系が使えることをあげた。中外にはがんの高度なレベルの病理解析情報があり、未来創薬研究所で活用しようとしている。(横山勇生)

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