2005.08.19

協和発酵、植物由来のグルコサミンの供給を開始

 協和発酵(東京都千代田区)は、トウモロコシを発酵させて作る植物由来のキチンを原料としたグルコサミン「発酵グルコサミンK」を開発。この原体をサプリメントや食品会社に対し、9月2日から供給を開始する。

 グルコサミンは、もともと体内にある成分で、組織や細胞を結合する働きがあり、軟骨や腱の材料になる。加齢とともに減るので、ひざなどの関節に痛みがある人は、サプリメントで補うとよいとされる。

 従来、国内市場に流通していたグルコサミンの原料は、エビやカニの甲殻から抽出したキチン。一方、同社は、トウモロコシに微生物を混ぜて糖分を発酵させ、微生物の表面についたキチンを使用した。

 エビやカニは、厚生労働省からアレルギー物質を含む「特定原材料」に指定され、表示が奨励されている。

 「植物由来のキチンを原料とすることでアレルギー表示の必要がなくなった。植物由来で、発酵させた微生物のキチンを原料としたグルコサミンは国内で初めて」(同社)という。(清水由貴子、日経ヘルス

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