2005.08.04

日産化学と帝人ファーマ、新作用機序の心房細動薬の共同開発で合意

 日産化学工業と帝人ファーマは8月4日、日産化学工業が創製した心房細動および粗動の治療薬、予防薬の候補化合物について、共同開発を行うことで基本合意したと発表した。細部についての協議を既に開始しているという。

 共同開発を開始する新規候補化合物は、新しい作用機序で心房細動を抑制する。心房に選択的に作用し、心室への影響が少ないと期待されているという。

 日産化学は契約一時金、開発段階に応じたマイルストン、売上高に応じたロイヤリティを帝人ファーマから得ることになる。一方、帝人ファーマは日本における共同開発権と独占的製剤製造・販売権を取得する。原薬は日産化学が製造・供給する。海外における事業化については、臨床試験でプルーフオブコンセプト(開発段階にある新薬の臨床上の有効性を検証すること)が確認された段階で、両社で協議する予定だ。2007年にフェーズ1臨床試験を開始する計画だ。

 両社の発表によると、心房細動の患者数は、国内で約125万人、米国で約220万人。65歳以上の高齢者の約5%に心房細動の症状があるという。(横山勇生)

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