2005.08.02

ロート製薬、バイエル薬品の研究所を取得、機能性化粧品や食品分野の強化を目的に連携を強化

 ロート製薬は8月2日、7月20日付で、バイエル薬品が所有する研究所取得に関する契約を締結したと発表した。

 研究所の買収は、自社の開発戦略をさらに発展させることが目的。ロート製薬は、1999年に三重県上野に研究所を設立し、研究体制の充実を図ってきた。ヘルス&ビューティーケア分野においては、技術力の優位差が市場競争力の鍵となる時代を迎えようとしているとして、開発体制の強化に踏み切ったものだ。新素材の探索、製剤技術研究を行うほか、ベンチャー企業や国内外の研究者との共同研究を積極的に推進するオープンな基盤技術研究の拠点として、革新的な製品を創出していく計画だ。

 新研究所では、粘膜免疫を含む予防免疫や自己再生などの先端科学の領域を、最新のアッセイ技術を駆使して研究する。これらの生体防御と再生のプロセスを制御する物質(新素材)を探索することと併せて、新規製剤技術にも取り組み、機能性化粧品や、特定保健用食品を含む高機能性食品の領域に独自性の高い新製品を投入していく。

 大阪本社研究所、上野テクノセンターは、それぞれ新研究所での成果の工業化拠点とする。新研究所の稼動は、2006年4月の予定。(横山勇生)

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