2005.07.13

【データを読む】 医療事故の報告件数、3月末現在で533件

 厚生労働省が進めている医療事故情報収集事業では、2004年10月以降2005年3月末までに、533件の報告があった。そのうち、事故の程度をみると、死亡例が83件、障害が残る可能性が高い例が74件、障害が残る可能性が低い例が254件などだった。

 医療事故情報収集事業は、国が進める医療安全対策の一環として2004年10月からスタート。報告義務のある医療機関を指定し、医療事故が発生した場合に、発生日から原則2週間以内に報告することを義務付けている。報告義務のある医療機関数は、3月末現在で276機関で、国立高度専門医療センターをはじめ、国立ハンセン病療養所、独立行政法人国立病院機構が開設する病院、大学病院本院及び特定機能病院などが含まれる。収集は、医療機能評価機構が担当している。

 4月15日付けで公表された「医療事故情報収集等事業」の第1回報告書によると、533件の発生場所の分析では、病室が241件で突出していた。次に多いのは、手術室の77件で、病室がいかに多いかが分かる。このほかでは、トイレが25件、ICUが14件、廊下が13件、放射線撮影室が12件などとなっている(詳しくは有料ネット講座「まさかの時の医事紛争予防学」で提供しています)。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 指導医療官から「犯罪者扱い」された院長 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:0
  2. DNARの落とし穴 Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:298
  3. 80歳男性。右胸部に再発を繰り返す結節 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  4. 新天地を目指すベテラン50代医師たちの事情 トレンド◎増える50歳代のキャリアチェンジ FBシェア数:6
  5. 高齢者対象の高血圧診療ガイドライン完成 NEWS FBシェア数:337
  6. いよいよ始まる「看護師による死亡確認」 トレンド◎厚労省が遠隔死亡診断のガイドライン FBシェア数:1396
  7. 特発性喀血症、知っていますか? Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:72
  8. 投与量調節の必要がない帯状疱疹治療薬 最新DIピックアップ FBシェア数:317
  9. 日医も警戒する「新型多機能サービス」の正体 記者の眼 FBシェア数:18
  10. 自身の認知症予防のために取り組んでいること 医師1000人に聞きました FBシェア数:4