2005.07.08

【更新】タカナシ、血糖上昇を抑えるヨーグルトを発売 デザートを控えている人に訴求

 糖尿病とその予備軍は成人の6人に1人。子供の糖尿病も増えている。血糖値は食後に急に高くなるが、これを低めにコントロールできる成分の一つが、水溶性の食物繊維である難消化性デキストリン。

 タカナシ乳業(横浜市)は、トウモロコシ由来の難消化性デキストリンを固形ヨーグルトに含有させた「サポートヨーグルト」を開発。「血糖値が気になる方へ」という特定保健用食品(トクホ)の表示許可を得て、7月11日に全国で発売する。

 血糖値を抑制する効果は、健康な成人男女21人で検証した。

 同じ内容の食事を食べ、そのとき難消化性デキストリン入りヨーグルト(サポートヨーグルト)を食べたときと、普通のヨーグルトを食べたときの食後の血糖値を比較した。
 その結果、難消化性デキストリン入りヨーグルト摂取後は食後30分の血糖値が平均145mg/dLだったが、普通のヨーグルトでは158mg/dLまで上昇し、有意差があった。血糖上昇抑制の効果は、120分後まで確認できたという。

 試験を行ったタカナシ乳業研究開発部商品研究所の何 方(か・ほう)マネジャー(農学博士)は、「これまでに報告された難消化性デキストリンの血糖上昇抑制作用は、60分後までのものが多い。サポートヨーグルトでは120分後まで効果が続くことを確認した」と話す。血糖値の上昇を抑えたい人は、食事のときやデザートとして、このヨーグルトを食べるといいだろう。

 血糖値の上昇を抑えるトクホはこれまで、難消化性デキストリンを配合したお茶飲料が中心だった。血糖値を上げにくいヨーグルトは、血糖値を気にしてデザートを控えていた人などに訴求したい考え。

 なお、ヨーグルトはおなかの調子を整える整腸効果でトクホを取っているものが多いが、サポートヨーグルトは固形ヨーグルトとしては血糖上昇を抑える初めてのトクホ。乳酸菌にはプロバイオティクスLGG菌を使用している。ちなみに、同社にはLGG菌の入った整腸効果のあるトクホヨーグルトもある。

 「サポートヨーグルト」は砂糖不使用の低脂肪タイプで、1カップ(100g)に難消化性デキストリン6gを含む。価格は110円で、全国のスーパー、コンビニエンスストアなどで販売する。通販(18個、1980円送料別)でも対応する。(黒住紗織、日経ヘルス

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