2005.06.03

松下、水の微粒子を放出するヘアドライヤーを発表 髪を強く、しなやかにする効果

 松下電器産業は、髪の毛を強く健康にする効果があるとするヘアドライヤー「イオニティ ナノケア ウインドプレス」を6月21日に発売する。
 ドライヤーから帯電させた微細な水粒子(ナノイーイオン)を放出させることで、髪に潤いを持たせ、髪の毛の強度を高め、ツヤやしなやかさも高めるという。オープン価格で、想定市場価格は1万8000円程度。

 イオンを放出し、空気中の水分を帯電させて髪に送るマイナスイオン方式のドライヤーは、「髪がしっとりする」といった効果があるといわれている。

 水粒子イオンを放出するナノイーイオン方式の新ドライヤーは、内部に水タンクを設け、その水に高電圧をかけ、直径約18nm(1ナノは10億分の1)の微粒子にして放出する。

 このため、マイナスイオン方式と比べて、(1)pH5.5の弱酸性(マイナスイオンの場合は中性)、(2)水分量がマイナスイオンの約1000倍――という2つの特徴をもつ。水分量が多く弱酸性のため、傷んだ髪(アルカリ性)を潤して弱酸性にし、キューティクルを引き締めるという。

 また、マイナスイオンのドライヤーと比べて、(1)髪の切断強度が約20%高まる、(2)髪のしなやかさの回復度合いが2.43倍に高まる、(3)髪のツヤの保持時間が約2倍に伸びる、(4)髪の水分保持時間が約1.65倍に伸びる――という実験結果を公表した。

 新ドライヤーは風の吹き出し口が同心円状の2重構造で、中心部から温風、外側から冷風が出る。ナノイーイオンは冷風によって運ばれ、温風の影響を抑えている。

 なお、同社は髪の毛に対するこれらの成果を日本皮膚科学会(2005年9月開催予定)などで発表する予定。(日経ヘルス


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