2005.06.02

中年男性の64%がカロリー過多を自覚、3カ月以上運動ゼロも62%、花王の調査で判明

 若々しさの残る顔と対照的にぽっこりとしたお腹――通勤電車やオフィスの中でこんな30代男性を見かける機会が増えている。5月30日に花王が発表した調査結果「現代サラリーマンの太りやすい生活行動」は、まさにこの印象を裏付けるものだ。首都圏在住の30〜50代サラリーマン男性の6割以上が、太りやすい生活をおくっていると自覚しているという。

 調査は2004年11〜12月、首都圏在住の30〜50歳代既婚男性サラリーマンを対象に、調査期間中の任意の連続する7日間の日常行動や生活意識を自記式で記入する方式で実施、323人から有効回答を得た。

 その結果、全体の60%が自分の食生活や運動習慣から考えて、「太りやすい生活」をおくっていると自覚していた。自覚がある人の43%は実際、最近5年間に体重が増加している。

 食生活についてのアンケート回答は、「身体を壊して当然」と言っても過言ではないものだ。全体の64%が、自分の食生活をカロリーオーバーだと認識している。特に太りやすい生活を自覚している人では、79%がカロリーオーバーだと考えている。ところが、適正カロリー量を知っているのは全体の10%に過ぎない。このほか、「早食い」を自覚する人が72%、「食事が不規則」が54%、「寝る直前に食べる」が59%に達している。

 食生活に劣らず運動も貧弱だ。全体の3分の2近くの62%は直近3カ月に全く運動をしていない。運動不足を自覚している人は全体の69%に達する。せっかくの休日も多忙や疲労を口実に、全体の57%が「家でごろごろ」している。

 不適切な食生活や運動不足で引き起こされる肥満は、癌など生活習慣病の原因になることが知られている。最近、礼儀作法や服装、小物などを話題にした中高年男性雑誌が大きなブームになっているが、自分の生活や身体に磨きをかける方が先決ではないだろうか。(中沢真也)

本調査に関する花王のプレスリリースはこちらまで。


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 新天地を目指すベテラン50代医師たちの事情 トレンド◎増える50歳代のキャリアチェンジ FBシェア数:8
  2. 7カ月女児。喘鳴、活気不良、顔色不良 日経メディクイズ●小児 FBシェア数:0
  3. 指導医療官から「犯罪者扱い」された院長 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:0
  4. DNARの落とし穴 Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:309
  5. よく使う睡眠薬、マイスリーがシェアを拡大 NMO処方サーベイ FBシェア数:2
  6. 「株主優待」目当ての投資では資産は増えない Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:31
  7. 高齢2型糖尿病患者の薬剤選択、どう判断する? 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:238
  8. 高齢者対象の高血圧診療ガイドライン完成 NEWS FBシェア数:391
  9. いよいよ始まる「看護師による死亡確認」 トレンド◎厚労省が遠隔死亡診断のガイドライン FBシェア数:1639
  10. 起立性調節障害に対する漢方の効果は? 富野浩充の「当直室からこんばんは」 FBシェア数:20