2005.05.24

【データを見る】 都道府県別に見た医師給与

 「地方公営企業年鑑2002年度版」をもとに自治体病院の医師の給与動向を調べてみた。都道府県別の医師給与(平均給与月給)をみると、北海道がもっとも多く、161万円を超えていた。もっとも少なかったのは東京都で、103万円だった。両者の開きは、60万円近くに広がっていた(図参照)。

 北海道に次いで多かったのは、岩手県で152万円だった。新潟県も152万円でここまでが150万円以上だった。これに沖縄県が147万円で続いた。

 次のグループは、130万円台で、島根県、長野県、山形県、福井県、鳥取県、青森県、長崎県などが並んでいる。

 120万円台は18県で、茨城県の129万円を筆頭に、滋賀県の128万円、千葉県の128万円と続き、福島県や静岡県、群馬県の120万円に至っている。

 120万円を切っているのは、埼玉県、広島県、高知県、岐阜県、福岡県、秋田県、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県など。京都府と奈良県と東京都は110万円も割り込んでいた。

 全国平均は126万円で、表に見るように、北海道から石川県までの15道県が平均以上ということになる。

 全国平均以上のグループに、北海道・東北から4道県が入っている点が特徴の1つで、概して医師不足が深刻化している地方ほど、医師の給与が高いことが見て取れる。(三和護、医療局編集委員)

■関連トピックス
◆ 2005.4.15 データを見る】 4年連続で下がり続けた医師給与


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. アルツハイマー治療薬開発が進まない理由 理化学研究所神経蛋白制御研究チームシニア・チームリーダーの西道隆臣氏に聞く FBシェア数:118
  2. JCHO東京高輪病院で感染症内科医7人一斉退職 2017年4月から、ほぼ全科で土曜休診に FBシェア数:640
  3. 広がる中学生のピロリ検診・除菌 ニュース追跡◎エビデンス乏しく副作用の懸念も FBシェア数:547
  4. 酸素療法で飛んで行ったメガネ 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:69
  5. 急性肺塞栓除外のための新臨床ルールの提案 Lancet誌から FBシェア数:288
  6. なんでこんな検査を定期健診に入れている? 記者の眼 FBシェア数:206
  7. 「救急医にはアイデンティティーがない」の呪い 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:55
  8. 57歳男性。両下腿から足背の浮腫と紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  9. 大型マンション近くでも埋まらない医療モール その開業、本当に大丈夫ですか? FBシェア数:1
  10. 高齢者の微熱、実は重篤なケースも 大井一弥の「即解!高齢者薬物治療のピットフォール」 FBシェア数:34