2005.05.13

日本糖尿病学会開催、初の「英語セッション」の試みも

 5月12日、第48回日本糖尿病学会年次学術集会が始まった。今学会のメインテーマは、「生命科学が切り拓く糖尿病学の新たなステージ」。5月14日までの3日間、神戸市の神戸国際会議場、神戸国際展示場を中心とした会場で開催される。

 「年次学術集会の原点は、学会員が1年間の研究成果を発表し、会員同士が討論するところにある」――。今学会会長を務める春日雅人氏(神戸大大学院糖尿病代謝・消化器・腎臓内科教授)は、こうした考えに基づき、今学会では特別講演や教育講演などを最小限に留め、一般演題に重点を置いたプログラム構成とした。口演491題、ポスター1008題、計1500題近くの発表が予定されている。

 また、今学会では新たな試みとして、17題あるシンポジウムのうち、3題については英語で発表・討論する「英語セッション」としている(同時通訳付き)。また、一般演題についても、英語による発表が15題予定されている。こうした背景には、日本人を対象にした調査・研究結果を、国内のみならず広くアジアの国々の糖尿病治療の発展に役立てたいという狙いがある。「学術集会の国際化のために、英語での情報発信に尽力していく必要がある」と春日氏は話している。(井田恭子、日経メディカル


■関連トピックス
・日本糖尿病学会2005】
インスリン治療の診療報酬は高すぎない
・日本糖尿病学会2005】
高濃度の脂溶性スタチン負荷に、グルコース刺激によるインスリン分泌を低下させる可能性
・日本糖尿病学会2005】
投与3年後でも血糖降下作用が持続 ナテグリニドの長期効果が明らかに
・日本糖尿病学会2005】
経口糖尿病薬の服薬、薬剤名と作用の理解度が高いほど薬の飲み忘れが少ない傾向
・日本糖尿病学会2005】
メタボリックシンドローム、一般住民の40歳以上の男性で4人に1人が該当
・日本糖尿病学会2005】
外来通院中の糖尿病患者、血糖、血圧、脂質の目標達成率は半数にも満たない
・日本糖尿病学会2005】
血糖測定用針での針刺し事故、看護師の66%が「危険性を感じたことがある」と回答
・日本糖尿病学会2005】
糖尿病薬物治療中の低血糖の発現率は7%
・日本糖尿病学会2005】
一般市民がよく取る健康食品の第1位は「ビタミン類」
日本糖尿病学会開催、初の「英語セッション」の試みも

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:128
  2. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
  3. 62歳女性。下肢に多発する、浸潤を触れる紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  4. 意外と難しい運動誘発性喘息の診断 あなたの知らないスポーツ内科の世界 FBシェア数:35
  5. 卵アレルギーは「微量のゆで卵」で防ぐ リポート◎学会が提言、アトピー乳児は早期から卵摂取を FBシェア数:136
  6. 若年男性に生じた発熱と多関節痛、何を疑う? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  7. 外国人診療で増えつつある「母国の親戚」問題 小林米幸の外国人医療奮闘記 FBシェア数:27
  8. 鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》 FBシェア数:6
  9. カフェイン中毒――侮ってはいけない市販薬 EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:1
  10. インフル迅速検査、全例には必要ありません! 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 FBシェア数:466