2005.05.09

CDCがディートに加えユーカリオイルとpicaridinを長時間効果のある虫よけ剤に追加

 米国疾病対策センター(CDC)は4月28日、虫よけ剤の使用に関する指針を改め、長時間にわたって蚊をよせつけない効果があるものとして、これまでのディート(ジエチルトルアミド)に加え、レモンユーカリオイルとpicaridinを認めた。これまでの研究結果から、それぞれディート入りの虫よけ剤に近い効果が確認されたという。CDCでは、効果の認められた虫よけ剤の選択肢が増えたことで、使用が促進され、西ナイルウイルスへの感染予防対策が進むと期待している。

 CDCによると、picaridin入りの虫よけ剤は、ディートを同程度の濃度含んだものと比較して、同等の効果があるとしている。ユーカリオイル入りの虫よけ剤は、低濃度のディートを含む虫よけ剤に近い効果があるという。

 CDCでは、西ナイルウイルスをはじめとする、蚊を媒介とした感染症を警戒している。CDCのJulie L. Gerberding氏は、「ディート、picaridin、レモンユーカリオイルのいずれかを含む製品はどれも非常に良い選択だ」とし、外出時には虫よけ対策を忘れずにすることが重要だ、と語った。

 詳しくはCDCのニュースリリースを参照。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 「金がないから検査はしたくない」への応え方 シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:141
  2. さよならNEJM、そしてさよならFDA 池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」 FBシェア数:4
  3. 「できるだけ安い薬を出して」と言われたら シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:128
  4. 「どう逝きたいか」がリアルに伝わる文書を施設間で… ケーススタディー◎春日井市民病院「ACP相談員」 FBシェア数:27
  5. 「爪剥がし事件」で逆転無罪、正当な医療行為と認定 判例に学ぶ 医療トラブル回避術 FBシェア数:80
  6. 医師のあこがれ? 「ブラックカード」の魅力 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:1
  7. 先輩たちが新人を退職に追い込んだ意外な理由 院長を悩ます職員トラブル大研究 FBシェア数:0
  8. 70歳男性。左下腹部痛、血便 日経メディクイズ●救急 FBシェア数:0
  9. インスリンの2回打ちって、もう古い? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:131
  10. アドバンス・ケア・プランニングはどう進める? インタビュー◎意思決定支援なしでは治療できない時代に FBシェア数:16