2005.04.22

メラトニンはやっぱり若返りの秘薬?! 肝臓のアポトーシスを減らす――ラットで確認

 メラトニンは脳の松果体が分泌するホルモン。メラトニンのサプリメントは、睡眠のリズムを整えるとされ、睡眠の質の改善や時差ボケ改善に利用されている。また、メラトニンには抗酸化作用があるため、“若返り効果”もあるとされてきた。

 今回、スペインのレオン大学の研究者たちは、パリで開かれた欧州肝臓学会(4月13〜17日)で、ラットにメラトニンを経口摂取させたときの肝臓の若返り効果を発表した。

 体内に活性酸素が増えると、肝臓では細胞のアポトーシス(細胞の自殺)が増えるとされている。そこで、生後3カ月の若いラットと生後18カ月の年老いたラットに、1日当たり、体重1kg当たり、1mgのメラトニンを飲料水に混ぜて8週間飲ませ、メラトニンを飲ませなかった場合と比較した。

 すると、老いたラットにメラトニンをのませると、肝細胞の酸化ストレスが大幅に減り、また、肝臓のアポトーシスも減ることが示された。

 なお、ホルモンの一種であるメラトニンは日本ではサプリメントとしての販売は認められていない。(日経ヘルス

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