2005.04.22

経口血糖降下剤服用中のシックデイ対策(DIクイズ)

 日経ドラッグインフォメーション2005年4月号から、「服薬指導」を紹介します。お試しください。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 6歳の男性Yさんは糖尿病で数年前から薬物治療を受けています。Yさんの奥さんがご主人の処方せんを持って薬局を訪れ、投薬時に次のような質問をしました。

 主人が珍しくかぜを引いてしまって、熱が38℃も出てしまい、その上、胸がムカムカして、食欲もなく、多少下痢もしています。慌てて主治医の先生に診てもらったら、「シックデイの心配がありますから注意してください。糖尿病のお薬は、落ち着くまでダオニールだけにしましょう」と言われました。どうしてでしょうか。また、先生には食べやすい物をきちんと摂るように言われました。どういうものがいいですか。

■処方せん■
(1) フロモックス錠100mg 3錠
 1日3回毎食後 7日分
(2) ナウゼリン坐剤30 2個
  インダシン坐剤50 1個
    頓用 7日分
(3) ダオニール2.5mg 1錠
 1日1回朝食後 7日分
*前回まではダオニール(一般名:グリベンクラミド)のほか、メルビン(一般名:塩酸メトホルミン)、ベイスン(一般名:ボグリボース)が処方されていた。

Q1 糖尿病患者のシックデイ時の病態に関する説明として適切なものはどれか。
(1) インスリン分泌が促進され糖利用が亢進し、低血糖に陥りやすい。
(2) インスリン拮抗ホルモンの分泌が増加し、高血糖を来しやすい。
(3) 発汗や下痢、嘔吐などにより脱水を起こすと、高血糖性高浸透圧昏睡を誘発することがある。
(4) 糖質摂取が不足すると脂肪分解が促進され、ケトーシスを起こす危険性がある。

Q2 自宅療養における注意点として適切なものはどれか。
(1) 食欲がなく食事量が減っている場合は、服薬を中止する。
(2) おかゆ、煮込みうどん、半熟卵、プリンなどは消化によく食べやすい。
(3) 脱水を防ぐために、水分を十分に摂るようにする。
(4) 吐き気を抑えるために、水分の摂取を控える。

 答えは本誌2005年4月号をご覧下さい。日経BP記事検索サービスでもご覧になれます

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 医学書を安く買う方法・高く売る方法 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:24
  2. ガイドラインではエコー、現場では… 画像診断大国の若手医師へ FBシェア数:148
  3. 「これ以上は無益」と言えない気持ちも伝えよう 国立病院機構東京医療センター倫理サポートチームの尾藤誠司氏に聞く FBシェア数:211
  4. 医師達はいかにして検察を騙してきたか 池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」 FBシェア数:0
  5. 訪日外国人が突いた医療保険制度の隙 記者の眼 FBシェア数:221
  6. 成人敗血症患者に対する解熱治療は死亡率を低下させ… Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:68
  7. 認知症700万人時代、数少ない収入アップの道 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:21
  8. 医師偏在対策、第7次医療計画への反映目指す 女性医師支援や外来医療の最適化、遠隔診療の推進も課題 FBシェア数:62
  9. 終末期にどこまで抗菌薬を使用すべきか シリーズ◎在宅医療における感染対策(4) FBシェア数:599
  10. 「重症なんだから優先して!」怒る家族の真意は 家族支援CNSの「家族対応」お悩み相談 FBシェア数:19