2005.04.18

【日本リウマチ学会2005速報】 横浜・みなとみらいで第49回日本リウマチ学会学術集会が開幕

 横浜市西区みなとみらいの複合イベント施設「パシフィコ横浜」で4月17日、第49回日本リウマチ学会総会・学術集会が開幕した。4月20日までの4日間にプレナリーセッション11演題、シンポジウム54演題、国際シンポジウム28演題を含む1025演題の発表と討論が繰り広げられる。

 開催初日の17日には、7演題の「アニュアルコースレクチャー」が行われた。米国の学会でよく見られるプレカンファレンス教育セッションに相当するもので、関節リウマチ治療ガイドラインの変遷、生物学的製剤や人工関節の最新動向、SLE、血管炎症、骨粗鬆症、変形性関節症の治療トレンドと、関心の高い話題をバランスよく配しており、冒頭の演題から、1000人収容のメインホールは立ち見も出る盛況となった。

 今期会長を務める聖マリアンナ医科大学教授で同大難病治療研究センター長の西岡久寿樹氏(写真右)は、生物学的製剤の新展開についてのアニュアルレクチャーの中で、「リウマチ治療は守りから攻めに、さらにキュア(完治)する治療へ、骨関節破壊を完全に抑制するという新しいパラダイムの時代がきた」と、治療戦略の劇的な変化を訴えた。

 大会では、企業展示、ポスター会場、インターネットカフェ、スポンサードシンポジウムシアターなどをまとめた「サイエンスランド」を設けているのが特徴。西岡氏自身の命名で、ディズニーランドをイメージしたという。「堅苦しい話を暗い中でやるばかりでなく、学会をエンジョイしていただきたい。そのなかから、患者さんのためのサイエンスはどうあるべきかを討議してほしい」としていた。(中沢真也)




Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 医師国家試験を解答するAIの正体教えます トレンド◎人工知能が医療現場にやってくる FBシェア数:129
  2. その開業話、本当に進めても大丈夫ですか? その開業、本当に大丈夫ですか? FBシェア数:19
  3. 清掃中に生じた精巣痛の原因は? 山中克郎の「八ヶ岳から吹く風」 FBシェア数:32
  4. 「教えるプロ」に学ぶ、下部消化管内視鏡検査 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:2
  5. 脳梗塞に対するt-PA投与をiPhone使って判… トレンド◎日本初の保険適用アプリ「Join」、入院日数・医療費減にも効果 FBシェア数:348
  6. 向精神薬になったデパス、処方はどうする? トレンド◎ベンゾジアゼピン系薬の安易な処方に警鐘 FBシェア数:1300
  7. 燃え尽きる前に、やるべきことは1つ! 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:0
  8. 男性医師は何歳で結婚すべきか、ゆるく考えた 独身外科医のこじらせ恋愛論 FBシェア数:201
  9. デパス向精神薬指定の根拠とは Interview FBシェア数:148
  10. 天才は、扱う人間を格付けする意味で罪作り!? 松原好之の「子どもを医学部に入れよう!」 FBシェア数:0