2005.04.06

ここまで進化した消化管内視鏡 「日経メディカル4月号特別編集版」より

 日経メディカル4月号特別編集版は、消化管疾患診療の最新トレンドがテーマです。このうち、リポート「ここまで進化した消化管内視鏡」では、消化管内視鏡分野の最近の進歩を、診断編と治療編に分けて取り上げています。

 診断編のトピックスは、内視鏡の到達が困難なことから、暗黒大陸とも称された小腸に内視鏡の光が当たってきたことです。ダブルバルーン内視鏡とカプセル内視鏡という二つの新技術が相次いで登場し、小腸疾患の全貌が徐々に明らかになってきています。

 治療編のトピックスは、これまでスネアという輪状の針金の直径に制約されていた内視鏡的粘膜切除術(EMR)の変貌です。特殊なナイフを用いて粘膜下層を切開・剥離する内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD)の登場で、以前よりも広い病変が一度に切除できるようになりました。詳細は日経メディカル4月号特別編集版をご覧ください。

 MedWaveでは、特別編集版の発刊と連動して、内視鏡検査および治療の様子を撮影した動画をご覧いただけます。カプセル内視鏡の画像は大阪市立大学付属病院内視鏡センター助手の斯波将次氏、それ以外の動画は、自治医科大学消化器内科講師の山本博徳氏のご提供です。(小又理恵子)

カプセル内視鏡による検査の様子(専用ワークステーションにより
動画に変換された連続写真像、小腸内の出血)








短縮版(4秒、約150Kバイト)
通常版(20秒、約630Kバイト)


ダブルバルーン内視鏡による検査の様子(X線透視像、横行結腸から肝
湾曲、上行結腸を経て回盲弁に到達するまで)


 





短縮版(7秒、約1.3Mバイト)
通常版(40秒、約7Mバイト)


内視鏡的粘膜切開剥離術(ESD)の施行画面(大腸内の病変をニードル
ナイフを用いて切開・剥離する)


 





短縮版(30秒、約5.2Mバイト)
通常版(3分40秒、約38Mバイト)


■ 関連トピックス ■
◆2005.5.31 消化器内視鏡学会速報】オリンパスが開発中のカプセル内視鏡画像が本邦初公開 誰も見たことがない小腸の微細構造を観察可能
◆2005.6.13 オリンパスが開発中のカプセル内視鏡動画を本邦初公開 さざめく小腸絨毛映し出す鮮明画像に期待高まる
◆2005.10.27 DDW-Japan2005速報】1人でできるダブルバルーン内視鏡検査の試み
◆2005.10.28 1人でもできるダブルバルーン内視鏡検査の動画を公開 小腸内視鏡検査の「標準」目指し自治医大で改良進む
◆2005.12.9 ギブン社のカプセル内視鏡、最新版の動画を公開 解析ソフトなどの進歩で、自然で鮮明な画像を実現

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