2005.03.31

パソコンのマウスを使う時、手がふるえて困っていませんか? IBM開発の手ぶれ防止アダプター、英社が発売

 英Montrose Secam社は3月14日、手のふるえに悩むユーザーでも楽にパソコンを操作できる新型マウス・アダプター「Assistive Mouse Adapter」を発売した。同社のWebサイトから購入できる。本アダプターは米IBM社が開発し、Montrose Secam社にライセンス供与したもの。日本向けの価格は送料込みで1万円強。

 IETFによれば、米国では1000万人近くの人々が、はっきりした原因がないのに手がふるえる「本態性振戦」に苦しんでいるという。日本では、40歳以上の約6%にこの症状が見られるという報告がある。

 本態性振戦では、字を書くときや箸で物をつかむ時にふるえが起こる。安静時はふるえが出ないのに、何かの姿勢を取った時や動作をしようとした時に、一定のリズムで規則的にふるえるのが特徴だ。遺伝することもあり、家族性あるいは遺伝性振戦と呼ばれることもある。この症状があるユーザーは、マウスを操作しようとすると無意識に手が動くため、パソコンを操作するのが極めて困難になる。

 Assistive Mouse Adapterは、カメラ・レンズ用の手ぶれ防止装置と同様の仕組みで、細かい振動を伝達しないようにする。使い方は簡単でパソコンとマウスの間に接続するだけ。特別なソフトは必要ない。ふるえの度合いに応じた設定ができる。

 日本IBMのプレスリリースはこちらで入手できる。(田村嘉麿)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. レセプト査定される糖尿病処方、教えます 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:162
  2. 病像の変化で糖尿病腎症から糖尿病性腎臓病に 特集◎生活習慣病 7つの新常識《5》 FBシェア数:177
  3. 五輪でドーピング…主訴「薬を盛られた?」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:24
  4. 刃物を持ってくる患者の「予兆」を見逃さないで 院内暴力・セクハラSOS FBシェア数:119
  5. 外科医の寿命を延ばすロボット手術が保険適用に 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:166
  6. いつから、何を使って、どれくらい勉強する? 総合内科専門医試験 「一発合格」への道 FBシェア数:72
  7. 一過性の意識消失で救急搬送された80歳代女性 カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:0
  8. 肝臓癌で余命半年と宣告された認知症患者 短期集中連載◎重度の認知症患者を診るということ(3) FBシェア数:36
  9. 血糖管理は点から線へ、FGMで変動を調べよ 特集◎生活習慣病 7つの新常識《6》 FBシェア数:36
  10. 主な癌の5年生存率を国際比較 Lancet誌から FBシェア数:28
医師と医学研究者におすすめの英文校正