2005.03.29

FDAが下行性胸部大動脈瘤の治療に血管内移植装置を承認、従来の開胸術より低侵襲

 米国食品医薬品局(FDA)は3月23日、下行性胸部大動脈瘤の治療を目的とした血管内移植装置、「GORE TAG Endoprosthesis System」を承認した。新たに血液の流れる道筋を作ることで、大動脈瘤の破裂を予防する効果があるという。従来の開胸術よりも侵襲性が低いのが特徴。

 同装置の移植片は四フッ化エチレン樹脂(PTFE)で造られている。大動脈内に挿入することで、弱くなった大動脈内壁を覆い、強化する働きがあるという。FDAによると、約200人を対象に行った治験では、GORE TAG Endoprosthesis System群は、開胸術を行った群に比べ、胸部大動脈瘤に関連する死亡が少なかったとしている。

 同装置の製造元は、アリゾナ州Flagstaff のW.L. Gore and Associates社。詳しくは、FDAのニュースリリース、まで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. インフルエンザの早い流行で浮かぶ5つの懸念 リポート◎AH3先行、低年齢でAH1pdmも、外来での重症化… FBシェア数:188
  2. 味方ゼロ? 誰にも言えない病院経営の修羅場 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:147
  3. インフルエンザ流行入り、A香港型が中心 寄稿◎2016/17シーズンのインフルエンザ診療の要点 FBシェア数:67
  4. 男性医師は何歳で結婚すべきか、ゆるく考えた 独身外科医のこじらせ恋愛論 FBシェア数:158
  5. 心不全による下肢浮腫に悩む87歳女性への対応 青島周一の「これで解決!ポリファーマシー」 FBシェア数:31
  6. わいせつ容疑の外科医、初公判で無罪を主張 「乳腺科医のプライドにかけて無罪を主張します」 FBシェア数:660
  7. ピコ太郎はどこまで世界に通用しているのか? 安部正敏の「肌と皮膚の隅で」 FBシェア数:1
  8. 開業日未定でも開業スタッフ確保の秘術 原田文子の「レッツ ENJOY ライフ」 FBシェア数:93
  9. 梅毒の流行が止まらず、11カ月で4000人を突破 パンデミックに挑む:トピックス FBシェア数:381
  10. 「スマホ老眼」を放置すると近視になる! 記者の眼 FBシェア数:97