2005.03.19

【日本循環器学会2005速報】 快晴の横浜に1万5000人が集う、第69回学術集会が始まる

 3月19日、快晴の横浜で、第69回日本循環器学会学術集会が開幕した。冠動脈疾患、心不全、高血圧などの疾患についての研究を軸に、2100題以上の一般演題のほか、特別講演、シンポジウム、プレナリーセッションなどが設けられている。会期は21日までの3日間。昨年実績を超える1万5000人余の参加が見込まれている。

 学会テーマは、「Joining Hearts: Collaborating with Medical Professionals To Serve Our Communities(心はひとつ!プロフェッショナルが手を携えて社会へ貢献)」。

 これは、「軸足を医学よりも医療にシフトさせた」という今大会の特徴をよく表している。会長が大学以外から選ばれたことと無縁ではない。

 会長を務める虎の門病院院長の山口徹氏(写真)は、あいさつの中で以下のように説明している。

 「基礎、臨床、予防医学の進歩を論ずるのみならず、コメディカルスタッフ、医療産業に従事する方々、さらには医療行政に関与する方々とも医学上あるいは医療、介護、ケア上の諸問題を論じ、心血管疾患や生活習慣病の根絶、国民の健康増進への貢献を強く意識した学術集会にしたいと考えた」。

 会場の外へ出ると雲ひとつない空が広がっていた。遠くには、まだ雪を頂く富士山の姿もくっきり見えていた。2万人以上の会員を抱える日本でも最大規模の学会の一つである日本循環器学会にとって、最高の開幕日となった。(三和護、医療局編集委員)

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