2005.03.04

大正製薬、初の女性用発毛剤「リアップレディ」を4月から発売 女性への有効性を臨床試験で確認、初年度50億円を見込む

 大正製薬は日本初の女性用発毛剤「リアップレディ」を、4月1日から一般用医薬品として発売する。

 有効成分は、血行促進作用や毛髪を作る細胞を活性化する働きを持つ発毛・育毛成分「ミノキシジル」。ミノキシジルの濃度は1%で、同社が1999年6月に発売した男性用「リアップ」と薬液・濃度は同じ。女性を対象とした臨床試験で有効性を確認し、2005年2月に製造承認を得た。

 薄毛の悩みは男性だけではない。同社が03年に20〜69歳の女性2002人を対象に行った調査によると、薄毛に悩む成人女性は約3割で、35歳を境に一気に増えるという。

 一口に薄毛といっても、頭頂部周辺や分け目の地肌が見えるといった“明らかな脱毛状態”はもちろん、「年をとると髪が細くなってきた、コシがない、抜け毛が多い、そのせいでヘアスタイルが決まらないといった悩みが増える。リアップレディは、そんな女性の悩みを解消できる発毛剤として、潜在的な需要を掘り起こしていきたい」と同社の上原明社長は語る。

 同社は薄毛に悩む女性の想定人口を1350万人と試算。現在、女性用の毛髪用剤市場は約30億円と小規模だが、「リアップレディ」の初年度販売目標は50億円と意欲的だ。なお男性用のリアップは、発売から約5年半で累計3200万本、1200億円を売り上げている。

 価格は60ml入り(約1カ月分)で5775円。同時に「プレリアップL」シリーズとして、スカルプシャンプー(240ml、1260円)、ヘアコンディショナー(240g、1260円)、ボリュームアップミスト(80ml、997円)を発売する。(小山千穂、日経ヘルス

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