2005.02.17

【ピックアップ】高血圧患者の合併症、トップは「高脂血症」、2位は「糖尿病」 MedWave降圧薬処方動向調査で判明

 MedWaveが実施した降圧薬処方動向調査で、調査対象医師が診療している高血圧患者に多い合併症は、第1位が「高脂血症」、第2位が「糖尿病」であることが分かった。「高脂血症」については、循環器内科医(n=96)とその他の内科医(n=217)で、それぞれ比率が約8割に達していた。循環器内科では、「狭心症」(49.0%)、「心不全」(22.9%)、「脳卒中」(26.0%)がこれらに続いた。

 今回の調査では、MedWaveの会員医師420人に協力していただいた(実施期間は2004年10月5日から11月7日)。この1年で採用する第1選択薬が変化したかどうかを尋ねたところ、処方動向に影響がある循環器内科医師(96人)では、29.2%が「異なる系統の銘柄に変わってきた」と回答、また18.8%が「同系統の異なる銘柄に変わってきた」と回答した。

 昨年の同様の調査では、循環器内科医師(97人)のうち25.8%が「異なる系統の銘柄に変わってきた」、14.4%が「同系統の異なる銘柄に変わってきた」と回答していた。

 調査ではまた、系統別に第1選択を尋ねているが、循環器内科医(n=96)の44.8%がARBを挙げていた。この比率は調査を行うごとに増加していることも分かった(2002年が32.4%、2003年が41.2%、2004年が44.8%)。また、Ca拮抗薬も増加傾向を維持(2003年が34.0%、2004年が37.5%)。その一方で、ACE阻害薬の比率は大幅に低下した(2003年が22.7%、2004年が13.5%)。

 その他の内科医グループ(n=217)では、Ca拮抗薬が約半数(48.8%)を占めたが、前回の51.9%から減少。ARBは37.3%で、前回調査と比較して5.9ポイント増だったことが明らかになっている。

 その他の診療科医師(n=107)でもCa拮抗薬が約半数(44.9%)を占めたが、その一方で、ARBは前回の26.9%から29.9%に増えていた。(三和護、医療局編集委員)

■ 関連トピックス ■
◆ 2004.12.7 MedWave降圧薬処方動向調査、循環器内科医の半数近くが「この1年で第1選択薬が変わった」と回答
◆ 2004.12.15 A2受容体拮抗薬(ARB)を選択する医師が循環器内科医を中心に増加
◆ 2004.12.15 高血圧治療における利尿薬の処方、循環器内科医の4割超が「どちらかというと増えている」と回答



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■ お知らせ ■
 製薬企業の方へ:MedWaveが実施した降圧薬処方動向調査では、銘柄別の分析まで踏み込んだ報告書を作成しています。貴社の有力医薬品がどれほどの評価を得ているのか、またライバル銘柄はどの程度評価されているのか、などマーケティングの詳細が把握できます。詳しくは、日経BP社医療局広告(TEL:03-5210-8036)までお問い合わせください。
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