2005.02.06

【国際脳卒中会議2005速報】 2005年のトーマス・ウィリス賞は、Vladimir Hachinski氏に

 2005年のトーマス・ウィリス賞は、世界脳卒中会議の前期会長であるWestern Ontario大学のVladimir Hachinski氏(写真)が受賞した。国際脳卒中会議の5つの賞でもっとも権威の高いもので、脳卒中研究に多大な貢献をした人物に贈られる。

 同氏の貢献は数限りなくここでは書ききれないが、最近では、世界脳卒中会議会長として6月24日を「世界脳卒中の日(World Stroke Day)」と定めたことが挙げられる。開発途上国の人口高齢化に伴い脳卒中患者が世界的に増加しつつあることに、人々の目を向けさせた。

 また、昨年開かれた世界脳卒中会議では「Stroke Global Solution」というセッションを設け、アフリカをはじめとする各国各地域の実態解明とその情報の共有に尽力し、「全地球的な視点での脳卒中対策」を早急に打ち立てるよう訴えた。

 同氏は2月3日、トーマス・ウィリス賞記念講演に臨んだが、そのテーマはやはり「Stroke Global Solution」だった。(三和護、医療局編集委員)

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