2005.02.01

【サプリ&機能性食品2005速報】 オリザ油化、コーヒーの新ダイエット成分「クロロゲン酸」を発表

 コーヒー豆に新たなダイエット成分が含まれていることがわかった。焙煎前の生コーヒー豆に多く含まれるクロロゲン酸だ。コーヒーには、体脂肪燃焼を促すカフェインも含まれており、ダイエット食品としてのコーヒーに注目が集まりそうだ。

 1月28日の「サプリ&機能性食品2005」オープンシアターで、オリザ油化(愛知県一宮市、村井弘道社長)が、クロロゲン酸などを含む生コーヒー豆エキスの臨床試験結果を報告した。

 臨床試験は、BMI(体格指数)22以上30未満の21〜57歳の24人の女性を対象に行った。クロロゲン酸25.6%、カフェイン13.6%などを含む生コーヒー豆抽出エキス200mgを毎日、8週間続けてとってもらった。

 その結果、体重、BMI、上腕周囲径、でん部周囲径が摂取前より低下。特に、でん部周囲と上腕周囲径は統計的に有意差が見られた。また、内臓脂肪の断面積も減少した。この試験中、食事の制限はいっさい行わなかった。

 クロロゲン酸は、肝臓での脂肪燃焼を促進する作用があると考えられている。また、カフェインの脂肪吸収抑制効果や脂肪分解促進効果なども、今回の結果に影響したとみられている。

 ちなみに、私たちが一般的にのむコーヒーにもクロロゲン酸やカフェインが含まれているが、今回の結果を得るには、「1日5〜10杯飲む必要がある」(オリザ油化)という。

 「カフェイン単体やクロロゲン酸単体で摂取するより、両成分などを含む生コーヒー豆エキスとして摂取したほうが、ダイエット効果は高い」と同社の村井弘道社長。生コーヒー豆エキスは水溶性なので、飲料や菓子への応用が可能で、近く、配合商品が登場する予定だという。(黒住紗織、日経ヘルス

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 女子マネ死亡…AEDを巡る論争に言いたいこと 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:0
  2. 医師のあこがれ? 「ブラックカード」の魅力 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:0
  3. オペ時の血糖はやはり7%まで下げるべき? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:85
  4. 21歳女性、突然の腹痛の原因は心臓にあった! 医師の知らない?検査の話 FBシェア数:35
  5. 日野原先生からいただいた二つの“謎”の言葉 佐藤綾子氏(ハリウッド大学院大学客員教授)に聞く FBシェア数:31
  6. 潰瘍性大腸炎に初の体外診断薬、その実力は? リポート◎再燃の早期発見に威力、内視鏡検査の頻度を減らす効果も FBシェア数:7
  7. 自分の家で、この子を抱きしめて川の字で寝たい 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:128
  8. Q.創閉鎖前のポビドンヨード洗浄は有効? シリーズ◎その手術部位感染対策、合っていますか?(3) FBシェア数:180
  9. 主訴「ちんちん痒い」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:176
  10. 「説明を尽くしたのに敗訴」のなぜ 特集◎医療訴訟の落とし穴《動向編》 FBシェア数:503