2004.12.27

FDAが初のDNAチップを使った臨床検査を承認、患者の遺伝子情報を活用し適切な薬を選択

 米国食品医薬品局(FDA)は12月23日、DNA(デオキシリボ核酸)チップを使った初の臨床検査を承認した。患者の遺伝子情報を調べることで、より適切な治療薬やその投与量について判断することができるという。同検査の結果は、心臓病や精神病、癌の治療薬など、一般的に使われている治療薬に対して活用できるという。

 同検査では、患者の血液を採取し、ある種の薬の代謝に関連するシトクロムP450遺伝子のうち、P4502D6について分析を行う。この遺伝子情報を活用することで、有害な薬の相互作用を予防したり、その人に最適な治療薬の選択を確認することができるという。

 この検査の名前は「AmpliChip Cytochrome P450 Genotyping Test」で、製造元はRoche Molecular Systems社(カリフォルニア州Pleasanton)。詳しくは、FDAのニュース・リリースhttp: //www.fda.gov/bbs/topics/news/2004/new01149.html]まで。(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 認知症ではないと診断した患者が事故を起こしたら医… プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:393
  2. 免許更新の認知症診断に医療機関は対応できるか リポート◎3・12道交法改正で対象者は年間5万人 FBシェア数:94
  3. 言葉の遅れに「様子を見ましょう」では不十分 泣かせない小児診療ABC FBシェア数:121
  4. 院長の「腹心」看護師の厳しすぎる指導で退職者続出 院長を悩ます職員トラブル大研究 FBシェア数:4
  5. 「在宅患者への24時間対応」はやっぱり無理? 日医、かかりつけ医機能と在宅医療についての診療所調査結果を公表 FBシェア数:45
  6. 医療過失の95%を回避する術、教えます 記者の眼 FBシェア数:93
  7. 検査キットに振り回されるインフルエンザ診断 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:574
  8. 58歳男性。口唇の皮疹 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  9. 「認知症の診断=絶望」としないために インタビュー◎これまでの生活を続けられるような自立支援を FBシェア数:59
  10. 「名門」を出てもその先は自分次第 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:176