2004.12.20

アインファーマシーズ、アインメディカルシステムズを子会社に

 調剤薬局大手のアインファーマシーズは12月20日、関連会社で同業のアインメディカルシステムズを子会社化したと発表した。これにより同社の2005年4月期の連結売上高は573億円となる見込み。業界最大手の地位はゆるぎないものとなりそうだ。

 アインメディカルシステムズは、これまで総合商社の丸紅が議決権の43.6%を所有し、筆頭株主となっていた。アインファーマシーズの所有割合は34.0%だったが、20日に丸紅から株式の譲渡を受け、議決権の47.9%を所有するに至った。役員などが所有する株式と合わせれば過半数を超え、アインメディカルはアインファーマシーズの子会社となった。

 子会社化の狙いは、調剤報酬の改定による収益性の低下傾向およびM&Aによる企業規模拡大の経営環境を、スケールメリットによる経営基盤の強化とノウハウの融合で乗り切ること。両社は出店地域を取り決めた合意書に基づき、アインファーマシーズは全国展開を視野に北海道から沖縄まで、アインメディカルは首都圏を中心に出店してきていた。今後も店舗展開の方針に変わりはないという。

 今回の株式取得でアインメディカルはアインファーマシーズの連結対象会社となる。そのため、2005年4月期の予想売上高(連結)は従来予想を47億円上回る573億円となり、日本調剤の522億円、クラフトの490億円(いずれも連結、2005年3月期予想)に大きく水をあけることになる見通しだ。
(井上俊明、医療局編集委員)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. マッチング最終結果、市中病院人気が再び加速 【2017年度】フルマッチ校は11校、東京医科歯科大は5年連続 FBシェア数:211
  2. ベルソムラは就寝前に飲んじゃダメ!? セキララ告白!個別指導 FBシェア数:109
  3. 国内初の『慢性便秘症診療GL』の特徴は? 学会トピック◎JDDW2017 FBシェア数:107
  4. ベンゾジアゼピンの処方は市中肺炎のリスク Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:140
  5. 「病院⇒介護医療院」の転換、10万床規模にも 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:57
  6. 「医療訴訟がとにかく怖いんです!」 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:19
  7. 外科医は短気だから短期トレードで損を出す? Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:0
  8. 高齢でもピロリ除菌を行うべきもう1つの理由 リポート◎ピロリ除菌の目的は胃癌発症抑制と潰瘍予防だけじゃない! FBシェア数:48
  9. 動脈硬化は朝食をとらない人に多い J Am Coll Cardiol誌から FBシェア数:168
  10. キャラクターで抗菌薬を覚える!? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:67