2004.12.10

フィブリノゲン製剤納入先の医療機関名公表、C型肝炎ウイルス検査受診を呼びかけ

 「フィブリノゲン製剤の投与を受けた可能性のあると思われる方は、一度血液検査を受けて下さい」。厚生労働省は12月9日、フィブリノゲン製剤の原料に混入した肝炎ウイルスを不活性化するための技術が十分でなかったことから、肝炎ウイルスに感染している可能性が一般の人より高いと考えられるとし、フィブリノゲン製剤の納入先とされている医療機関を公表、平成6年以前に同製剤を投与された人は、C型肝炎ウイルス検査を受診するよう異例の呼びかけを行った(公表された医療機関名などはこちら)。

 検査受診の呼びかけの対象者は、平成6年以前に公表医療機関で治療を受け、下記(1)〜(5)に該当する人。

 (1)妊娠中または出産時に大量の出血をされた人。
 (2)大量に出血するような手術を受けた人。
 (3)食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた人。
 (4)癌、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた人。
 (5) 特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた人(これらの治療は、フィブリノゲン製剤を生体接着剤のフィブリン糊として使用した例で、製薬会社から厚生労働省へ報告されたものです。詳しくは治療を受けた医療機関に直接お尋ねください) (三和護)

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