2004.12.09

製薬企業が運営する医療関係者向けWebサイト、閲覧頻度が極めて低いことが浮き彫りに

 製薬企業が運営する医療関係者向けWebサイトは、医師の閲覧頻度が極めて低いことが浮き彫りになった。日経BPが実施した「医師のインターネット利用に関する調査」から、こんな実態が明らかになった。調査は、今年11月に日経メディカルの読者2408人を対象に行い、585人から回答を得た。

 その結果、インターネットを利用している医師の割合は86%に達し、1日の利用時間が1時間を超える医師も約3割存在した。

 製薬企業から各種の情報を受け取るのに、MR(医薬情報担当者)との面談を好むか、ネット経由を好むかを聞いた質問では、“ネット好き”かどうかで回答が大きく異なった。

 新薬に関する情報について、「常にネットでいい」「通常はネットで、必要に応じてMRから」と答えた割合は、利用時間が1時間を超える医師では28.7%だったのに対し、利用時間が30分未満の医師では11.6%でしかなかった。また、学会に関する情報については、利用時間が1時間を超える医師のうち6割以上が、「常にネット」「通常はネット」を選んだ。

 一方、製薬企業が運営する医療関係者向けWebサイトの閲覧状況について聞いた結果では、その閲覧頻度が極めて低いことが浮き彫りになった。

 最も閲覧頻度が高いのは武田薬品工業。以下、三共、万有製薬と続くが、閲覧頻度の推定値は武田でも月間0.78回でしかない。また、「Webサイトが役に立っている」と答えた医師の割合も、武田で11.2%にとどまった。

 調査の概要はこちらに掲載している。

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