2004.12.03

社保審・介護保険部会は10日に延期、焦点の「被保険者・受給者の範囲拡大」は微妙か

 次回の厚生労働省社会保障審議会・介護保険部会が、12月10日に開催されることに決まった。

 当初、6日に開催される予定だったが、各委員の意見集約やスケジュール調整に手間取ったことから延期されたもの。当日は介護保険制度改正に関する部会の取りまとめ案が提示される予定だが、議論が紛糾することも予想され、大まかな方向が示される程度にとどまる可能性もある。特に焦点となっている被保険者・受給者の範囲拡大、介護保険料の水準については盛り込まれるかどうか微妙な情勢だ。

 11月29日に開催された前回の部会では、被保険者の範囲を現行の「40歳以上」から若年層へ拡大するとともに、受給者の範囲も現行の「原則65歳以上(特定疾病の場合は40歳以上)」に若年の障害者も加えるかどうかについて話し合われた。厚労省が参考資料として、被保険者・受給者の範囲を拡大する場合の方法について、「一定の準備期間を置いて一括実施する案」と「段階的に保険料負担および受給の対象年齢を引き下げて実施する案」の二つを提示したが、各委員から「内容が誘導的」との批判が続出していた。(村松謙一、日経ヘルスケア21

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 国が本腰「かぜに抗菌薬を使うな!」 リポート◎外来におけるかぜ患者への対応示す「手引き」登場 FBシェア数:1409
  2. 【詳報】成人肺炎診療ガイドライン2017発表 学会トピック◎第57回日本呼吸器学会学術講演会 FBシェア数:108
  3. 「ACOS」は本当に必要な疾患概念なのか? 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:43
  4. 冷所保存の薬を室温に出しっぱなし!使える? 荒井有美の「今さら聞けない薬の話」 FBシェア数:2
  5. 群大学長「今後も信頼の回復に努めていきたい」 学会トピック◎第117回日本外科学会定期学術集会 FBシェア数:31
  6. 混ぜるな危険、ロラゼパムとロフラゼプ 原崎大作の「今日の薬局業務日誌」 FBシェア数:107
  7. 海外での日本人の死亡原因、最多76%が◯◯ 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:31
  8. PETやSPECTの結果から認知症診断は可能か? プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:51
  9. 東京理科大、クオールでの実務実習を辞退 トレンド(DIオンライン) FBシェア数:214
  10. 急性気管支炎、6割もの医師が「抗菌薬処方」 医師3642人に聞く、かぜ症候群への対応(その1) FBシェア数:172