2004.11.26

第一サントリーファーマ、高フェニルアラニン血症治療薬を米社に導出

 第一製薬グループの第一サントリーファーマは11月25日、同社が創製した「ビオプテン」(一般名:塩酸サプロプテリン、天然型テトラヒドロビオプテリン)について、米BioMarin Pharmaceutical社との間で、導出についてのライセンス契約を締結したと発表した。BioMarin社はこの契約によって、日本を除く全世界における開発、製造、販売に関する独占的権利を取得した。

 「ビオプテン」は、1982年に第一サントリーファーマ(当時はサントリー)が異型高フェニルアラニン高血症を適応として国内で発売した。高フェニルアラニン血症には、フェニルアラニン代謝補酵素テトラヒドロビオプテリン(BH4)の欠乏によるもの(異型高フェニルアラニン血症と、フェニルアラニン代謝酵素の欠損によるものがある。後者のなかで、BH4投与によってフェニルアラニン代謝が改善するタイプの疾患をBH4反応性高フェニルアラニン血症と呼ぶ。

 BioMarin社は今後、米国においてBH4反応性高フェニルアラニン血症を適応症とする第2相臨床試験を実施する予定にしている。(中沢真也)

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