2004.11.17

香港で原因不明の呼吸器疾患が流行、17日までに患者が30人に

 香港のCaritas Medical Centreで発生した原因不明の呼吸器疾患の流行が拡大している。香港当局の発表によると、12日に19人と確認された患者数は、17日までに30人に達した。患児らは全員、精神障害児施設であるCaritas Medical Centreの2つの病棟の長期入居者。現在1人が集中治療中で、病状は回復に向かっているという。ほかの29人は、医学的監視下にある。これまでに実施された検査では、患児らはSARSコロナウイルスにもインフルエンザウイルスにも感染していないことが示されたという。ただし、原因究明にはさらに詳細な検査が必要という。

 香港の衛生当局は、慢性的な基礎疾患のあった11歳の少女が11月9日、Caritas Medical Centreで肺感染症で死亡したのを受け、直ちに調査に入るとともに、感染の可能性のあるすべての患者とスタッフを医学的監視下に置く処置をとった。12日までに、男児12人、女児7人の合計19人(4歳から16歳まで)の患者が確認されていた。(三和護)

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