2004.11.16

オリンパス、超音波ガイド下穿刺が可能な超音波気管支ファイバースコープを発売

 オリンパスメディカルシステムズは、超音波画像上でリンパ節の位置を確認しながら穿刺して検体を採取することで、肺癌のリンパ節転移を確定診断する生検をより安全に実施できる超音波気管支ファイバースコープ「BF TYPE UC260F-OL8」を11月17日に国内と米国、欧州で発売する。価格はスコープ本体が472万5000円、専用のディスポーザブル吸引生検針が1万5750円(共に税込み)。スコープの発売後1年間の目標販売台数は20台。

 BF TYPE UC260F-OL8は、内視鏡先端に複数の超音波振動子を扇状に配列しており、超音波画像の中で動きのある血流などを検出する超音波ドプラ観察が可能。この機能によって、血管とリンパ節の位置が分かるため、対象となるリンパ節の生検を確実に実施できる。超音波スキャンはスコープの挿入方向と同じ方向で行うため、スコープ先端の鉗子口から出た吸引生検針を超音波画像上で確認しながら操作することが可能だ。

 通常の光学系も搭載しており、モニター画面上で内視鏡画像と超音波画像を切り換え表示できる。動作には、「EVIS LUCERA」など同社製の内視鏡ビデオモニターシステムと電子コンベックス走査式超音波観測装置「EU-C2000」が必要。価格はEVIS LUCERAが340万円から、EC-C2000が420万円(共に税込み)。

 オリンパスメディカルシステムズのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

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