2004.11.08

Pharmaceutical Executive: 200億ドルをうかがう米国の医薬品マーケティング費(下)

 医薬品マーケティングの動向を決めているのは何だろうか。慢性的な薬価の低下や特許切れを迎える超大型薬の数々、冴えない新薬開発など、製薬業界を取り巻く経営環境は厳しい。製薬各社は少しでも経費を節約し、投資に対する利益を確保しようと躍起になっている。

 米国の広告会社BBDOのアン・デベロー氏は、「医薬品マーケティングにおいて、投資利益率(ROI)が重要視されるようになっている。従来からの訴求型マーケティングよりは、パーミション・マーケティングに代表される顧客との関係を重視するタイプのマーケティングの方が、ROIを測定しやすい。関係重視型マーケティングは、数字に基づいた手法だからだ」と話す。

 例えば、マス広告を含む様々な販促を打って処方せんの枚数が増えたとしても、そのうち広告がどの程度寄与したかを測定するのは困難だろう。これに対し、関係重視型マーケティングでは各顧客の行動を追跡できるため、効果測定も容易だ(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

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