2004.10.21

動物輸入、2005年9月から原則届け出制に:厚労省が詳細を発表

 厚生労働省は2005年秋から生きた哺乳類と鳥類、および一部の動物の死骸について、個人のペット用を含め、届け出制に移行することを決めているが、このほどホームページ上に届け出様式などの詳細を掲載した。

 これまでは指定の動物だけを列挙して届け出、あるいは輸入禁止とするネガティブリスト方式だったが、重症急性呼吸器症候群(SARS)でハクビシンが媒介動物の可能性を指摘され、禁止リストに加えられたように、動物由来の新興・再興感染症の危険性が高まり、ネガティブリスト方式では対応しきれなくなるおそれがあるためだ。家畜伝染病予防法などで既に検疫の対象となっている牛や家禽などの動物は対象から除かれる。

 動物を輸入しようとする場合、2005年9月1日以降は、届出書に感染症についての安全を証明する輸出国政府機関発行の衛生証明書を添付する必要がある。対象となるのは、「生きた齧歯目、うさぎ目なきうさぎ科、その他の陸生哺乳類」「生きた鳥類」「齧歯目、なきうさぎ目なきうさぎ科の動物の死体」とされており、生きた陸生哺乳類と鳥類はすべて対象になる。なお、サルやプレーリードッグなどは輸入禁止となっていて輸入できない。

 厚生労働省のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

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