2004.10.15

ココアで初のトクホが誕生! 難消化性デキストリンを配合、片岡物産が11月から発売

 ピュアココアでNo.1ブランドの「バンホーテン」の片岡物産が、ココアで初めてのトクホ(特定保健用食品)の表示許可を9月27日に取得、「バンホーテン ミルクココア ファイバープラス」の名称で11月1日から発売する。

 「ファイバープラス」はココアに難消化性デキストリンを配合し、「日常の食生活で不足しがちな食物繊維を補い、お腹の調子を整えお通じの改善に役立つ」との表示をする。

 トウモロコシから作った水溶性食物繊維の難消化性デキストリンを加えたことで、1杯分に食物繊維を5g含む。食物繊維5gのうち3.8gが添加した難消化性デキストリンで、残り1.2gはもともとココアに含まれている繊維分だ。

 この商品は、お湯やホットミルクで溶かして飲むインスタント・ココア。1包に1杯分の粉末14.2gを含み、希望小売価格は7包入り399円。通常のインスタント・ココアの分包タイプに比べ、1割ほど高めの価格に相当する。

 ココア全体の国内市場は、シェア1位の森永製菓と、同2位の明治製菓がポリフェノール高含有の商品化で競っている(関連トピックス)。

 TVコマーシャルで「ポリフェノール約3倍」と訴求しているのは、明治製菓が8月23日にリニューアル発売した「大人の健康ココア テオブロ」。1杯分にカカオポリフェノールを500mg含む。

 一方、森永製菓の商品でポリフェノール含有量が最も多いのは、同じ8月23日に発売された「森永ココア 豆乳ココア カカオ2倍」。1杯分にポリフェノールを430mg含む(カカオポリフェノールのほかに、ごく少量の豆乳由来のポリフェノールを含む)。

 これに対して片岡物産は、ココアの“おいしさ”の訴求に重点を置き、ポリフェノール含有量の表示や高含有競争には積極的ではなかった。しかし、食品の健康機能を表示できるトクホ・ココアでは一番乗りを果たした。

 「バンホーテン」ブランドから登場する初のトクホ・ココアが、消費者にどう受け入れられるか、注目したい。(河田孝雄、医療局編集委員)

*サプリ&機能性食品2005 専門展示会を開催します

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