2004.10.08

ファンケル、医療従事者向け情報発信を強化 サプリメントと医薬品の相互作用を扱う情報誌を10月から発行

 ファンケルは、2004年10月15日に「EB サプリメント」を創刊し、医療従事者に対するサプリメントや健康食品に関する情報提供を強化する。

 EB サプリメントはEvidence Based Supplementの略。毎日新聞社が発行する月刊の医学情報誌「JAMA<日本語版>」の定期購読者に同封冊子として配布する。

 EB サプリメントは、医薬品とサプリメントの相互作用を中心にサプリメント関連の情報を掲載。創刊号では、免疫抑制薬シスクロポリンとサプリメント(セントジョンズウオート、ニンニク、イチョウ葉、高麗ニンジン)の相互作用を掲載。ほかに、セントジョンズウオートと亜鉛の機能性の概説、褥瘡(じょくそう)治療に対する微量ミネラルの有効性などを扱っている。

 2003年7月に発足したファンケル学術部が企画・編集を担当する。

 学術部は、医療従事者にも信頼してもらえるように医学博士、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師で構成。すでに、同社のサプリメント約100種類と医薬品の飲み合わせを検索できる「SDIシステム」(SDI;Supplement & Drug Interaction)を構築した(関連トピックス)。

 2004年春に「学術部 サプリメントと薬の飲み合わせ窓口」を開設、顧客からの電話問い合わせにSDIシステムを活用して対応している。現在のところ、問い合わせは1日当たり50〜100件程度あるという。

 今回のEB サプリメントは、SDIシステムに活用した学術データを基に編集している。

 EB サプリメントの発行に先立ち、京都府立医科大学の吉川敏一教授とファンケル中央研究所の辻智子所長が編集した「医療従事者のための完全版】機能性食品ガイド」が8月20日に講談社から発行された。512ページ構成で価格は1万円。

 9月26日にその出版記念とEB サプリメント発行記念の講演会・パーティーが都内のホテルで開かれ、医療従事者を多く含む240人ほどが参加した。招待状送付先は医師が8割を占めたという。この催し物の参加者に「機能性食品ガイド」とEB サプリメント創刊号が配布された。

 EB サプリメント創刊号は20ページ構成。少なくとも半年間以上、毎月発行する予定。(河田孝雄、医療局編集委員)

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