2004.09.27

医師1万5000人に聞いた『全国優良病院ランキング』、都道府県別のナンバーワン病院はどこか

 日経メディカルでは10月4日、医師1万5000人に聞いた 『全国優良病院ランキング』を発行する。これは、日経メディカルの全国の開業医読者1万5221人を対象に、胃ガン、心臓や脳血管の疾患など、病院選びに慎重にならざるを得ない計12疾患について、「専門的な検査や治療が必要になったとき、安心・信頼して患者を紹介できる病院」を調査した結果をまとめたものだ。

 12疾患について、複数の開業医から推薦された病院を、47都道府県別にランキングしたほか、特に信頼して紹介できるとして推薦された医師を「腕利き医師」として紹介した(お申し込みはこちらまで)。

都道府県別のナンバーワン病院はどこか?

 今回の調査では、47都道府県から計3465人もの回答が寄せられた。その結果を基に、12疾患の合計得票数が一番多かった病院、言い換えれば高い総合力を誇る「ナンバーワン病院」がどこであるかも分析した。

 その結果が、下記の表だ。その顔ぶれをみると、計50病院(神奈川、新潟、香川は同票が2病院)のうち、大学病院は17病院と意外に少なく、県立・市立病院や日赤の病院など、公立・公的病院がその大半を占めた。

 また、疾患別の得票数をみると、「ガン関連の得票数は多いが、それ以外の領域では低調」など、「ナンバーワン病院」でも当然ながら得意・不得意分野があることが分かる。さらに、100床前後の小規模でも「○○循環器病院」など特定の分野に専門特化し、その強さを発揮している病院が上位に食い込んだ。

開業医は“病院選びのプロ”

 最近は、“病院ランキングブーム”。これまで行われた病院ランキングは、(1)手術数など病院の治療実績を基にしたもの、(2)患者へのアンケート調査によるもの、(3)サービスや安全管理の体制など病院の運営体制を評価したもの−−などに分類できる。

 これに対して、今回実施したのは、開業医の推薦に基づいたランキング。開業医の元には、風邪から手術が必要な患者に至るまで、実に様々な患者が訪れる。ただし、開業医が一人でできる医療には限界があるため、専門的な検査や治療が必要になったとき、あるいは入院が必要なときには、専門医がいて、設備が整った病院に紹介することになる。

 「この病気なら、あそこの病院が得意」「あの先生に詳しく調べてもらおう」などと判断して、患者を的確に紹介することが、開業医の重要な役割となる。つまり、開業医は、体や心の様々な悩みを抱える患者の“水先案内人”ということもできる。こうした“病院選びのプロ”の目で作成したのが『全国優良病院ランキン』だ。
(橋本佳子、日経メディカル)  

※10月2日に「東京都ベスト10」「大阪府ベスト10」を掲載します。

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