2004.09.22

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:“ダメ薬”を再生しよう(上)

 製薬業界は、我々が考えているほど新薬の開発で利益を上げているわけではない。1990年代には高性能スクリーニングや組み合わせ化学といった新技術が登場したにもかかわらず、生産性は低下した。フェーズ1試験を行った化合物のうち、発売までこぎ着けるのはわずか10%程度である。大部分の化合物で、狙った適応症における十分な有効性を確認できないからだ。

 開発中止に追い込まれた化合物にかかった分を含めると、一つの医薬品の開発には約10年の歳月と8億5000万ドルもの費用が必要だ。合併や戦略変更で事業領域が変わると、いかに優れた化合物でも開発が棚上げになることもある(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 著名病院同士が合併、病院大再編時代の幕開け 記者の眼 FBシェア数:409
  2. 新検査法の登場で百日咳の診断が変わる トレンド◎ガイドラインも改訂、早期診断・治療が可能に FBシェア数:284
  3. 若手も半数は「ほとんどバイトせず」 Cadetto Special●医者の値段 2017 FBシェア数:0
  4. 肺癌診療ガイドライン改訂で議論が紛糾した3つのポ… 日経メディカルOncologyリポート FBシェア数:103
  5. 「医療のことに口出しするな」怒られたケアマネ 医師が知らない介護の話 FBシェア数:472
  6. ディオバン事件告発の「成果」──結審を迎えて 池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」 FBシェア数:40
  7. ヒトの健康と腸内細菌叢に関する最新情報 NEJM誌から FBシェア数:229
  8. ロラタジンが要指導医薬品に指定 ペミロラストカリウム点眼は要指導から第1類へ FBシェア数:65
  9. 新設の国際医療福祉大医学部の人気は? リポート◎2017大学入試シーズンがスタート FBシェア数:9
  10. 医療者を守る放射線防護の10カ条 リポート◎急がれる医療者の被曝低減策 FBシェア数:82