2004.09.14

【製品トレンド】学会会場などでのデータ交換にUSB接続のフラッシュメモリが便利

 学会会場や研修会などの場で、パソコンに記録した発表資料の受け渡しをしたいことがある。電子メールによるやりとりには電話回線が必要で、その場ですぐには渡すのは難しい。以前ならフロッピーディスクによる交換が一般的だったが、最近ではフロッピードライブがないパソコンが多いほか、大容量の画像データの場合、フロッピーに収まりきらないことも少なくない。

 こんな時、USBインタフェースに接続するタイプの超小型フラッシュメモリが便利だ。最近になって価格がこなれ、あちこちで利用者を見かけるようになってきた。128MB(メガバイト)クラスなら大手量販店で3000〜6000円程度。サイズも万年筆のキャップ程度と小さく、キーホルダーにつけてポケットやハンドバッグに入れておいても違和感がない。

 使い方は簡単で、最近のパソコンなら必ず用意されているUSBインタフェースに接続するだけ。パソコン上ではディスクドライブと同じ使い方ができる。パソコン側から電源を供給するので、電池や外部電源は不要だ。Windows 98とWindows 98SEではメーカー提供の専用ドライバーソフトをパソコンにインストールする必要がある。

 Windowsなら、フラッシュメモリを装着すると、「マイ コンピュータ」のなかに「D:」などというアイコンが表示されるので、コピーしたいファイルをマウス操作でそのアイコンに重ねればよい。128MBのフラッシュメモリなら、1280×960ドットの画像ファイル(低圧縮率JPEG形式で1枚分約200キロバイト)が500枚以上記録できる。

 表に代表的な製品の一覧を示す。書き込みや消去を防止するスイッチを本体につけた製品もある。



 価格がこなれてきたことと、医師や研究者などに重宝されることから、学会併設の展示会でプレゼンテーションデータを記録した製品名・企業名入りのフラッシュメモリを配布する企業も増えている。ただし、こういった配布用は8メガバイト程度の小容量タイプが多いようだ。(中沢真也)

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