2004.09.09

タカラバイオ、明日葉に2種類の血糖値低下もたらす物質を発見

 タカラバイオは9月8日、明日葉に豊富に含まれるカルコンという物質に、血糖値低下をもたらす作用があることを発見したと発表した。カルコンは明日葉の茎や葉を切った時ににじみでてくる黄色の汁に含まれている。タカラバイオが血糖値効果作用を発見したカルコンは、「キサントアンゲロール」と「4-ハイドロキシデリシン」と呼ばれる物質で、明日葉以外の植物にはほとんど含まれていないとされる。

 糖尿病自然発症マウスを使った動物実験では、上記2種類のカルコン類を経口投与することにより、糖尿病発症前、発症後のどちらでも血糖降下作用を発揮し、予防効果と治療効果を示唆する実験結果を得た。

 同社ではマウスの前駆脂肪細胞株を用いた試験管内実験で、明日葉中に前駆脂肪細胞の分化を促進する作用やグルコース取り込み活性などインスリン様の活性を持つ物質があることを発見し、日本農芸化学会で報告している。

 経口インスリン様物質の存在が確認できたことから、タカラバイオでは、糖尿病や合併症の予防・治療効果を持つ食品などの開発に意欲を見せている。

 タカラバイオのプレスリリースはこちらを参照。(中沢真也)

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